中伊豆ワイナリーヒルズとは、温泉地の中伊豆にあるワイナリー「シャトーT.S」を中心とした、ワイナリーリゾートです。ホテル・温泉・レストラン・スポーツ施設など、リゾート施設が充実しています。標高300メートル、中伊豆の山頂に広がる鮮やかなブドウ畑は1993年に1ヘクタールから始まり、どんどん拡幅。今では10ヘクタールに及びます。醸造施設周辺にこのような広大な畑を持っているワイナリーは日本では極めて珍しく、まるでフランスのシャトーのよう。ブドウ畑を見下ろす景色は本当に壮観です。ドラマのロケ地にも使われているそうです。
給食産業とカラオケで有名なシダックスのオーナーの志太勤氏が、故郷で新興産業としてワイナリーを作ることを思い立ったのが始まりだそうです。社長には、長年マンズワインの醸造栽培に携わり、レインカット栽培方式の開発者である木下研二氏を迎え入れ、降雨量の多い伊豆で良いブドウ造りのため様々な工夫を試み、日々研究を重ねています。
また、志太氏はアメリカのもっとも有名なワインの一つである「オーパス・ワン」の大コレクター。こちらのワインセラーには最初のリリースから全ヴィンテージを所有しており、圧巻です。2000年の沖縄サミットでは、ソムリエ田崎真也氏が石垣牛に合うワインを、と日本中を探し回り、こちらのワインセラーにたどり着いてクリントン大統領らのためにここからオーパス・ワインを出したという逸話もあります。このコレクションは、館内のオーナーズコレクションルームで見ることができます。
丸見屋酒店が中伊豆ワイナリーの方と初めてお会いしたのは、6年前のこと。それから共に地元のワイン文化を盛り上げていく仲間として、お付き合いをさせて頂いています。試験畑の一部を貸していただき、そこに丸見屋のブドウの樹を植えて、育てています。ワイン会のメンバーで定期的にお世話をしに行って、そのあとはレストランでワインランチを楽しむ…という事をさせて頂いております。参加者の皆さんは、新鮮な体験とおいしい料理とワインで、いつも楽しそうです。参加してみたい!という方は、以下のお問合せフォームからご連絡ください。
※新型コロナウイルスの影響によりランチ会等変更の可能性があります
ソムリエの吉田学さん(左)、醸造部門チームリーダーの松岡数人さん(右)。いつもお世話になっております。国産ワインコンクールでも常連の中伊豆ワイナリーブランドは、この方たちの手によってつくられています。中伊豆という雨の多い土地で品質のいいブドウを育てるには、アメリカやヨーロッパのやり方を踏襲していては不可能です。試行錯誤を繰り返しながら、中伊豆ならではの良質なブドウを作っているその姿勢には頭が下がります。2009年には、中伊豆で育て、醸造した「志太 シャルドネプレミアム 2009」が、国産ワインコンクールで金賞を受賞。名実ともに日本最高峰のワインであることが証明されました。
今までに説明しきれなかった魅力が、中伊豆ワイナリーには本当にたくさんあります。有料試飲コーナーでは10種類以上の自社製ワインを試飲することができます。売店も充実。醸造施設も自由に見学できます。3階のブライダルサロンには「シャト−・ムートン」、「ロマネ・コンティ」、「シャトー・ラトゥール」、「シャトー・オーゾンヌ」等々のコレクションがケースに飾られています。屋外にはバーベキュー用の施設もあります。皆様もぜひ、伊豆にお越しの際は足を運んでみてください。
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詳しくは中伊豆ワイナリーまでお問い合わせ下さい。